4年に一度のサックスの祭典/第9回アドルフ・サックス国際コンクール
4年に一度のサックスの祭典、アドルフ・サックス国際コンクールが2027年に開催されます。
2027年秋、ベルギーのディナンで、第9回アドルフ・サックス国際コンクールが開催されます。
第9回アドルフ・サックス国際コンクール
Le Concours International d’Adolphe Sax
https://sax-dinant.be/
募集要項はこちら
file:///C:/Users/a-kim/Downloads/9cias_extrait_de_reglement.pdf
開催日程:2027年10月25日〜11月6日
開催地:ベルギー・ディナン
このコンクールは4年に一度開催され、世界中から若いサックス奏者が集まります。
サックス奏者にとって、憧れの舞台の一つです。
東京サクソフォンアカデミー講師の木村有沙も、かつてこのコンクールに2回出場しました。
サックスが生まれた町・ディナン

開催地のディナンは、ベルギー南部のワロン地方にある町です。
首都ブリュッセルからは、電車でおよそ1時間半。 ムーズ川沿いに町が広がり、切り立った岩山の上にはディナン城塞があります。
川沿いに建つノートルダム教会は、特徴的な玉ねぎ型の尖塔を持つ、ディナンを象徴する建物です。 コンクールのファイナルも、このノートルダム教会で行われます。 ディナンで国際サクソフォンコンクールが開催されるのは、サックスを発明したアドルフ・サックスの生誕地だからです。
町を歩くと、街灯、ベンチ、オブジェなど、いたるところにサックスのモチーフがあり、サックス奏者にとっては歩いているだけでも楽しめる特別な場所です。

コンクール期間中はホームステイ
コンクールの参加者は、約2週間にわたり、町のボランティア家庭にホームステイします。(ホテルに滞在する人もいます)
私は2回とも、同じご家庭にお世話になりました。

一日中家で練習し、ピアノとの合わせや本番に向かう毎日。
気分転換にと、おいしい郷土料理を振る舞ってくださったり、会場まで送迎してくださったり、私が出場する日はホールまで応援に来てくださったり。
異国の地で迎えるコンクールは、楽しみであると同時に、大きな緊張や不安もあります。そんな中、ホストファミリーはいつも家族のように温かく接してくださり、どれほど心強かったかわかりません。
演奏だけでなく、現地の暮らしや文化、人とのつながりを体験できたことも、このコンクールならではの魅力だと思います。

2027年第9回アドルフ・サックス国際コンクール開催
次回のアドルフ・サックス国際コンクールは、2027年10月25日から11月6日まで開催されます。サックス奏者にとって、大きな目標となる舞台です。
日本は、世界でもクラシックサックスの演奏水準が非常に高い国の一つです。アドルフ・サックス国際コンクールでは、これまで日本人奏者が何度も上位入賞を果たし、優勝者も輩出しています。
また、歴代のコンクールでは、日本人の世界的なサックス奏者が審査員として招かれており、日本のクラシックサックス界が国際的にも大きな存在感を持っていることがうかがえます。
コンクールでの演奏は、すべてインターネットで配信されます。私が出場した当時と比べても、出場者のレベルは年々高くなっていると感じます。現在では、演奏技術はもちろん、音楽表現や音色づくりまで含めて、非常に完成度の高い演奏が繰り広げられています。
日本からでも世界最高峰の演奏をリアルタイムで楽しむことができますので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。そして、サクソフォン界も、ピアノやヴァイオリンの国際コンクールのように多くの方に注目され、さらに盛り上がっていくことを願っています。
コンテスタントの皆さんは、課題曲が発表されたら、予備審査用の動画制作など、本番に向けた準備がいよいよ本格化していきますね。
東京サクソフォンアカデミーでも、コンクールの情報なども少しずつご紹介していきたいと思います。世界の舞台を、ぜひ一緒に楽しんでいただければ幸いです。